2024年08月16日
熱中症の症状
子どもは自分で体調不良を訴えるのが難しいため、大人が注意深く観察することが重要です。以下の症状が見られたら、涼しい場所に移動させ、服を緩めたり身体を冷やすなどの応急処置を行いましょう。
注意すべき症状
ふらつき 発熱
元気がない 腹痛、下痢
嘔吐 頭痛
鼻血 目の焦点が合わない
よく眠れたはずなのにあくびをする
意識がない(重症) けいれん(重症)
軽症の場合 めまい、頭痛、腹痛、手足の痛みなどがある場合は、涼しい場所で頭を低くして寝かせ、経口補水液を飲ませます。けいれんや吐き気が見られたら、病院を受診しましょう。
重症の場合 意識がぼんやりしている場合は、すぐに救急車を呼びます。全身のけいれんや体温が40度以上で汗が出ない場合は特に危険です。救急車を待つ間、涼しい場所に移動させ、わきの下や足の付け根を冷やします。これらの対処法を覚えておくと、いざという時に役立ちます。