2024年07月26日
子供の好き嫌い
子どもの好き嫌いは、4~5歳ごろがピークとされています。幼児期は、好き嫌いが生まれる時期であり、外食が増える環境でもあるため、食事づくりには気をつけるべきポイントがあります。
以下に、幼児期の食事づくりのポイントを紹介します。
■いろいろな味を経験させる
離乳期と同様に、たくさんの味を経験させることが大切です。
幼児期は、食べられるものが増えるため、「甘味」「塩味」「苦味」「酸味」「うま味」の五味を意識して食事を作りましょう。
例えば、肉じゃがで「甘味」「塩味」、お魚の南蛮漬けで「酸味」、出汁の「うま味」がきいたお味噌汁、ほうれん草のお浸しで「苦味」など、五味をカバーする食事がベストです。
■好きなものばかり与えない
幼児期の好き嫌いは移ろいやすく、2歳の頃には嫌いだったものが4歳になったら食べられることもあります。
食べたことのないものに対する「新奇恐怖」が原因の場合も多いです。
嫌いなものを食卓からなくさないようにしましょう。全部食べなくてもいいので、ひと口だけ食べてもらうことでも構いません。
親が子どもの味覚体験を大切にし、食卓でさまざまな味を提供することで、健康的な食習慣を育てていきましょう