2022年04月08日

十三詣り

最近は10歳のお子さんたちが半成人式(1/2成人式)を行うことも多いようですが、
大阪では大平寺が十三詣りでよく知られています。
十三詣り(じゅうさんまいり)とは、数え年で13歳(満年齢で12歳)になった男の子と女の子が健康に育ったことを祝う伝統行事です。


参拝時期は、旧暦の3月13日です。これは、新暦の4月13日のことを指します。
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)という菩薩様をお詣りして知恵を授けていただくことから「知恵詣り」「知恵もらい」などとも呼ばれます。


厄払いや、生まれてからの干支が1周し、昔でいう元服の年齢になることから、
人生の節目を祝う成人式のような役目もあります。
子どもたちが大きくなるにつれて親の手から離れて寂しさもある中、こういった行事で「ハレ」を祝って家族みんなで楽しみたいものですね。